8月18日(水)に東灘文化センターで宝塚文化研究会を実施しました。この日は、16日に初日を迎えた宝塚歌劇団花組公演「『銀ちゃんの恋』再演に寄せて」をテーマに、2008年に上演された花組版の「銀ちゃんの恋」を資料として、薮下先生に作品解説をしていただきました。今回の資料とした作品は、大空祐飛さんが銀ちゃん、野々すみ花さんが小夏、華形ひかるさんがヤスを演じるというキャスティングでした。現在上演中の花組の作品のキャスティングとの比較や、つかこうへい劇団の蒲田行進曲、映画作品との比較により、「宝塚歌劇らしからぬ挑戦的な作品」のルーツとなったと言われている「銀ちゃんの恋」の魅力について薮下先生に解説していただきました。

参加してくださった8名の会員の皆様の中には、9月に梅田芸術劇場で上演される「銀ちゃんの恋」を観劇予定の方も多く、みなさん熱心に薮下先生の解説に耳を傾けて、熱心に予習をしていらっしゃいました。

次回の宝塚文化研究会は9月25日(土)の14:30から東灘区文化センターで実施する予定です。次回の研究会のテーマは、月組の新トップコンビのプレお披露目公演の演目となっている「川霧の橋」です。どうぞお楽しみに!

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