今回の宝塚文化研究会では、2022年3月からの花組公演『TOP
HAT』の予習として、原作となる1935年の映画版と、日本での初演となった2015年の宙組版とを鑑賞しました。


 薮下先生が解説でお話くださいましたが、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの代表作ともいわれる原作映画は、モノクロにもかかわらず色彩が感じられるような美しさに驚きの声があがりました。粋な台詞に素敵なナンバーやダンスシーンの連続で、夢の世界に浸らせてくれる流石の名作でした!
 また、朝夏まなと&実咲凜音のお披露目公演となった2015年の宙組版では、朝夏と実咲、七海らがそれぞれにジェリー、デイル、ホレスをコミカルに演じ、軽快でロマンティックなコメディに仕上がっていました。
 次回の花組公演の柚香光&星風まどかコンビでも、タップやデュエットダンスには期待が大きく、スーツやドレスなどのお衣装もどれもきっと似合うに違いない、柚香と美水舞斗、星風と音くり寿がそれぞれ同期で、それぞれのバディやカップルも楽しみだといった感想がありました!
 愛月ひかるが思い切った役作りで楽しそうに演じたイタリア人ファッションデザイナーのベディーニを帆純まひろが演じるなど、脇を固める配役にも注目です。
 充実した予習を経て、3月の花組公演がますます楽しみになりました!

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