宝塚歌劇団元宙組娘役の藤咲えりさんの退団10周年を記念するライブコンサートが梅田のE.S.Arrowsで実施されました。オフィス・エトワールで応援している藤咲さんの記念ライブということで、オフィス・エトワールの会員11名が参加しました!ゲストにえりさんと同期の元宙組男役スターの澄輝さやとさんを迎え、同期同士の楽しいトークやデュエットで盛り上がって、とても楽しい雰囲気の素敵な記念ライブでした。

今回のライブのタイトルは「All by Myself」。えりさんご自身がプロデュースされたライブという意味でタイトルをつけられたそうです。1部と2部に別れた構成で、1部では、バーを訪れたえりさんがマスター(澄輝さんが声で出演!)を相手に、宝塚歌劇団時代の思い出話を語る・・・というシーンで始まりました。さりげない会話の中に、えりさんの歌劇団在団時代の思い出が盛り込まれていて、相槌を打つマスターの澄輝さんとの掛け合いのお芝居も楽しかったです。
「いとしのエリー」や「エンター・ザ・レビュー」など素敵な歌も盛り込まれていました。

第2部では、いよいよゲストの澄輝さんが登場!えりさんとのデュエットやソロを楽しませていただきました。澄輝さんがソロで歌われた「グレートギャツビー」の「朝日の昇る前に」は、つい最近宝塚大劇場で月組公演で上演された作品の曲で、ギャッツビーが背中を見せながら歌うのがポイントの曲ですが、卒業後の澄輝さんの背中も、男役さんのかっこよさがそのまま維持されていて素敵でした!

この日、同期のトークもとても楽しかったです。澄輝さんのおっとりした人柄と、成績が良くていつも同期を引っ張っていたというしっかり者のえりさんのコンビの掛け合いから、同期同士の仲の良さが伝わってきました。

この日のライブで披露された曲は、全て素敵でしたが、特に感銘を受けたのは、えりさんが一人でソプラノ、メゾソプラノ、アルトのパートを歌って録音したお音源をバックに、えりさんが歌った「アヴェ・マリア」でした。えりさん4人分の美声が会場に響き渡り、とても素敵でした。

この日、えりさんの選曲のジャンルは多岐に渡っていて、ジャスやボサノヴァ、J-pop、ミュージカルや宝塚の楽曲、クラシックと幅広いジャンルの楽曲で、楽しませてくれました。

ゲストの澄輝さんは、ライブやコンサートのステージは久しぶりとのことでしたが、来年2月に「刀剣乱舞」の舞台に出演されるとのこと。この作品には、澄輝く産の他にも宝塚OGの七海ひろきさん、彩凪翔さんが出演されるそうです。ぜひ、オフィス・エトワールで観劇会を実施したいと思います!!

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