6月2日に星組公演「1789~バスティーユの恋人たち」の初日を30人の会員の皆様と一緒に観劇しました。前日に公演時間の変更のお知らせがあったので直前まで心配しましたが、無事に初日の幕が開き、星組生全員が揃った熱気あふれる素晴らしい舞台を拝見させていただきました。

この日は観劇前に薮下哲司先生による作品解説会を実施しました。初演や東宝版の1789のお話や、フランスのミュージカル作品のお話、来年110周年を迎える歌劇団の上演作品の予想等々、興味溢れるお話をお聞きしました。フランス革命を背景にした作品としてベルサイユのばらのお話もしていただき、参加者からの熱心な質問もあって、大いに盛り上がった講演会でした。

講演会の後は、薮下先生にも参加していただき、フェリエでランチ会をしました。公演開始時間が15時半になり、ゆっくりおしゃべりしながら楽しいランチ会のひと時を過ごしました!

そして、いよいよ、「1789」の開演です!公演時間の変更や台風による交通機関の乱れがあったにもかかわらず、客席はほぼ満席で、立ち見の方も大勢いらっしゃいました。

冒頭部分から初演とは全く違う演出になっていて、新しい作品を観ているようでした。歌を中心にストーリーが展開する本格的なミュージカル作品!礼さんを中心に、出演者全員が一丸となった迫力のある舞台は素晴らしかったです!

第二幕の冒頭では客席から出演者が登場する演出もあり、1階席のお席を用意していただいた私たちは、生徒さん達が通路を通過するのを間近で見ることができました!あっという間の出来事でライトが眩しくてお顔がよく見えず、体感時間わずか30秒…という感じでしたが、久しぶりの客席降りです!近くで生徒さん達を見ることができて嬉しかったです。

今回の作品は、主演の礼さんの歌やダンスの素晴らしさは勿論ですが、農民や群衆や兵士の役の一人一人の生徒さん達の迫力ある演技や熱気あふれるコーラスやダンスが素晴らしかったです。2015年の月組版の再演というより、リメイク版といえるほど新しい演出や歌が随所に見られ、ロナンとオランプの愛のストーリーが強調されていた今回の1789は、本当に素晴らしい舞台でした。

残念なことに、翌日から休演になってしまい、本日、6月4日に予定していた二回目の観劇会も中止になってしまいました。

初日の舞台を見せて頂けた奇跡に感謝です!公演中止は8日まで続くようですが、出演者の皆様には無理をせずにゆっくり体調を整えていただいて、また元気な姿で素晴らしい舞台を見せていただく日を楽しみに待ちたいと思います。1日も早い回復を心からお祈りしています。

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