3月26日(日)に、星組全国ツアー公演の初日の観劇会を15名の会員の参加により実施しました!この日は、観劇の前に、梅芸1階のレストラン「お野菜ダイニングソルビバ」で、ランチ会+薮下先生の作品解説会があり、初めて観劇会に参加された会員をお迎えして、観劇前の楽しい時間を過ごしました。

薮下先生から、1976年に当時のベルばらブームで大人気となった榛名由利さんを主役に柴田先生がスペイン3部作として書かれた初演作品の上演当時のお話をお聞きしました。当時は客席からの「掛け声」が許されていた時代で、ファンは争うようにご贔屓の生徒さんのために掛け声をかけていたとか・・。今は静かにお行儀よく観劇するのが観劇マナーとなっていますが、宝塚歌劇にそんなに大らかな時代があったことを知り、一同びっくり!そんな中、当時の劇場で実際に掛け声を聞いたことがありますよ!という会員の発言が飛び出し、当時の様子をお聞きして、ランチ会は大いに盛り上がりました。この会員の方から「爆竹拍手」という拍手のことを聞いたり実際に実演をしていただいたり・・・。当時の宝塚ファンの行動や生徒さんを応援するパワーの凄さに圧倒されながらも、初演の「バルセロナの熱い花」が上演された当時の宝塚歌劇の世界に思いを馳せました。

専科の凪七瑠海さん率いる星組全国ツアー公演チームによるお芝居とショーは、どちらもスパニッシュテイストの作品で、情熱的。「これぞ宝塚!」といったクラシカルでエレガントで宝塚の魅力あふれる作品でした。フィナーレのパレードでは、主演の舞空瞳さんがエトワール!注目の瀬央ゆりあさんが二番手の羽を背負って階段を下りてきたときには客席から大きな拍手が沸き起こっていました。

カーテンコールの最後はスタンディングオベーションになり、全国ツアー初日の公演は大いに盛り上がりました!

楽しい観劇会の一日になりました。

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