コロナ禍の影響で、2年間中止になっていた京都の春の風物詩「都をどり」を見に行ってきました。以前から一度見てみたい・・と思っていた「都をどり」を見に行くことが出来てとても嬉しかったです。

宝塚歌劇でも「春の踊りは、ヨーイヤサー」という掛け声とともに幕が開く和物の舞台を見たことがありますが、左右の桟敷席には三味線の地方さんと鳴り物担当の舞妓さんがずらりと並び、舞台上には可愛らしい舞妓さんが次々と舞台一杯に登場して、豪華絢爛!祇園の舞妓さんと芸子さん全員が3組に分かれて、連日3回の公演を担当されているとか。お座敷に出る前に日夜お稽古されているのでしょうか。一糸乱れぬ大勢の舞妓さんの可愛らしい踊りや、芸子さんの優雅で素適な踊りに時を忘れてうっとりしてしまいました。春は桜、夏は蛍、秋はもみじ、冬は雪景色と、1年の春夏秋冬の景色を背景にした舞踊が演出されていて、とにかく素敵な世界でした。来年の「都をどり」は、関西の女性舞台人を応援するオフィス・エトワールの活動として、ぜひ京都まで遠征して「都をどり」の観劇会を実現させたいと思いました。

終演後、南座から少し歩いたところにある花見小路のお向かいの路地を入ったところの「甘泉堂」で水ようかんを買いました。期間限定のお品ですぐに売り切れてしまうので、いつも買いそびれてしまうのですが、この日は無事に購入することができました、

素適な舞台を見て、美味しい水ようかんをいただき、とても幸せな春の一日となりました!

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