3月12日(日)に宙組大劇場公演「カジノ・ロワイヤル」の観劇会を20人の会員の参加により実施しました!初日の翌日の観劇会ということで、オフィス・エトワールの「観劇のしおり」に掲載する薮下先生の作品解説は、前の晩の夜中に出来上がったばかり・・。当日の朝、参加者の皆さんにお配りできるように、頑張って製本しました!初日の翌日ということで、参加者の皆さんのワクワク気分はMAXに・・!

この公演は、真風さんと潤花さんの退団公演となります。退団作品特有のしんみりする作品になっているのかと思いきや、退団作品であることを忘れてしまうようなコメディーの場面が随所に盛り込まれた明るい作品となっています。ボンド役のかっこいい真風さんの姿が会員の皆様の心の中の記憶として、深く刻まれたことと思います!

観劇後は、宝塚南口の「菓子工房HANA]さんの素適なお部屋をお借りして、薮下先生による作品解説会を実施しました。宝塚南口のサンドイッチ屋さん「ル・マン」さんにサンドイッチをデリバリーしていただき、ランチ後に薮下先生の解説をお聞きしました。

今回の作品は、007シリーズの小説が原作となっています。映画化された作品では、ジェームス・ボンド役をショーン・コネリーやダニエル・クレイグ、ロジャー・ムーアなど名だたる男優が演じてきました。ランチをいただきながら、第一作目の映画作品でショーンコネリーがボンドを演じた「007は二度死ぬ」の冒頭部分と、ダニエル・クレイグが主演を演じた「カジノロワイヤル」の冒頭部分を鑑賞し、その後、薮下先生から、過去の映画作品が小池先生の舞台演出にどのように反映されているのか、また、小池先生が作られたオリジナル作品としての「カジノロワイヤル」の世界観や時代背景など、映画解説をベースに、宝塚版のカジノロワイヤルの解説と感想をお聞きしました。映画評論家でもある薮下先生の豊富な知識がふんだんに盛り込まれた作品解説は、とても興味深い内容で、参加された会員の皆さんは先生の解説に聞き入っていました。

作品解説の後、やはり気になるのは主演の真風さん、潤花さんほか、宙組の生徒さん達の演技や役柄、衣装や音楽、舞台装置など、宝塚版の「カジノ・ロワイヤル」についてです。会員の皆さんから観劇後の感想をお聞きし、見どころポイントなどを語っていただきました。「ショーン・コネリーやダニエル・クレイグよりも、真風さんのタキシード姿の方が断然かっこいい!」という感想に、全員納得!薮下先生からは、世界で初めて舞台化された007の作品で、しかも女性が演じるジェームス・ボンドということで世界中で注目している作品が、退団公演の作品となった真風さんの集大成の作品となったこと、真風さんの宝塚時代の代表作であり、退団される真風さんへの素晴らしい花向けの作品になった、という感想をお聞きしました。

この日は、ある会員の方から、HANAさんのお店のクッキーの詰め合わせが全員にプレゼントしていただく・・という嬉しいサプライズがありました!「誰から・・ということは秘密にして下さい」というお言葉とともに、HANAさんにクッキーの注文があったそうです。素敵な計らいに会員一同大感激!素敵なクッキーをお土産に、楽しい観劇会の一日が終わりました。

オフィス・エトワールでは、「カジノロワイヤル」の観劇会をあと3回実施します。次回の観劇会は3月21日です。真風さんのボンドに会える日を楽しみに待ちたいと思います!

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